カテゴリー: 二世帯住宅

二世帯の融合

私は建築関係の仕事についています。その中のお客様の半数近くが水素吸入機をクリニック用として装備した二世帯型の建築です。しかし、二世帯のそれぞれどこに重要さを求めているかが全く違いました。方や、和式と瓦屋根、方や低コストとデザイン、なかなか融合することは難しいですよね。全く違う家がすぐ横に並んでいるとさすがに違和感を感じますよね。内装に関しては、二世帯とも満足しているようです。広く感じる空間や温かみのある配色、防音・防湿・断熱効果の高い家。標準仕様でさえもコストのかかりにくい快適な居住空間であるとかなり高評価です。さらに融合に力を入れるとなると、外構にもしっかり力を入れるべきではないかと思いました。二世帯の家を囲うように外柵をし、反対には和風の樹木、反対には洋風の樹木などをあえてアシンメトリーに並べ、ウッドデッキを二世帯間のリビング掃き出し窓から掃き出し窓をつなぐように設置すると、オープンテラスのように二世帯を自由につなぎ温かさを感じます。せっかくの二世帯なのでなにかいい方法はないかと相談されるので、このように外構にも力を入れてはどうでしょうかと提案させていただいています。